The seminar students prepared in June 2023 an exhibition which was displayed at the Kanda Campus of Senshu University, more can be found in this article:
千代田区と区内の大学などが連携し、千代田区に関するさまざまな事象を調査・研究する2023年度「千代田学」に、専修大学国際コミュニケーション学部の土屋昌明教授が研究代表を務める事業が採択された。
採択された事業は「文化的多様性を持つ千代田区の国際性に関する調査・研究――千代田区の街と人をめぐるフィールドワークとそのドキュメンタリー映像の制作」。昨年度に採択された課題を引き継ぐ形で、千代田区の国際性や文化的多様性を、街歩きをベースに探求。さらに映像として記録し、複数の言語の字幕をつけて発信することを目指す。同学部の今井ハイデ准教授、映画監督でもある船橋淳客員教授らが研究者・協力者として参加する。
「都市と文化」をテーマする今井ゼミは、昨年度の千代田学にも協力した。今井ゼミで学生たちは神田神保町を中心に街歩きし、地域住民などにインタビューを重ねてきた。また、建築家でもある今井准教授の指導で、神田キャンパス周辺のジオラマを作製。今年6月に10号館に展示した。ジオラマは毎年、対象地域を拡大しながら作製していく予定だ。ゼミ生は「街を見わたすことで、さまざまな発見があった」「今まではキャンパスがある場所という認識だったが、歩いて、人々の話を聞くことで、神保町や千代田区に愛着がわいた」と活動に意欲的。
土屋教授は「学生たちにはフィールドワークを通じて、ウォーカブル(歩きやすい・歩きたくなる)な千代田区をとらえ、自分たちの学びの場が持つ文化的・歴史的環境を再確認してほしい」と話す。
千代田学では今後、船橋客員教授の作品上映やトークイベントなどを開催し、映像化に向け学生とともに活動を進めていく。
https://mainichi.jp/univ/articles/20230728/org/00m/100/055000c